もしもの為にFX情報

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当サイト《もしもの為にFX情報》ではFXについての情報を多数お届けしています。
見逃すことの出来ないFX情報は要チェックです。どんなに簡単な取引だと言いましても、リスク管理が出来ていないままFXの取引を始めるのは危険な行為と言えます。
利益を出すことも大切ですが、何よりも損失を出してしまった時のリスク管理の方がもっと大切なことなのです。
大変便利な世の中になり、現在では外出先からでも携帯電話を使ってFXの取引をすることが出来るようになりました。
スマートフォン専用のツールも出てきているので是非ご利用してみてはいかがでしょうか?

 

勘違いされている人も多くいますが、FXと株式とでは、全く異なる特徴を持っています。
株式ではある程度まとまった資金が必要となりますが、FXでは少額の資金で始めることが出来るのです。





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もしもの為にFX情報ブログ:190823
「今日の午後ライス、何がいい?」
ぼくは父親に尋ねた。

「テキが食べたいのぅ」
テキというのはビーフステーキのことだ。
昔はビフテキと言っていた。
父親はそれをさらに短くテキと呼んでいたのだ。

魚釣りが趣味の85歳の父親だから、
焼き魚とか、煮物とかを想像していた。

「ビフテキかぁ、うふふふ」
ぼくは意表を突かれて、笑いがこみ上げてきた。

父親は入院していた。しかも末期癌。
からだ中には特有の疼痛を抱え、
痛み止めも欠かせなかった。

根治することはもはや不可能で、
治療はもっぱら痛みをとることと、
延命を秤にかけるような綱渡り状態だった。

体力的にも
ある種の小康状態でいられる最後の段階だろうと言う。

主治医と相談して
思い切って自宅へみっか間の外泊を決めた。
その24時間目に食べたいと言ったのがビフテキだった。

上等の牛肉を張り込んで2枚買ってきた。
満足そうに食べる父親の顔を見ていると、
思い切って帰ってよかったと心から思った。

そして、自宅療養最後の日…
父親が自宅で過ごす最後かもしれないという
厳しい現実には気づかぬふりをして、
ぼくは尋ねた。

「今日は、何食べる?」
「お惣菜屋のコロッケがええのう。
アレならゴミも出んし、片付けもいらんしなぁ」

自宅で最後になるかもしれない食べる事に選んだのが、
お惣菜屋のコロッケ…

疼痛にいつ襲われるかわからない父親を
車で2時間かけて
病院まで送り届けなければならないという大仕事を控えている
女の子を思う父親の選択だった。

父親は最期までぼくを思い、気遣い、
父親としてぼくを甘やかしてくれるというのだった。

ぼくはこみ上げてくる何かをこらえるのに
これほど苦労したことはなかった。

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